この記事に辿り着いたあなたはおそらく人にイライラを感じたり、嫌いな人がいるのではないでしょうか。
なんでこんなにイライラするんだろう…
人として未熟なのかな…
人にイライラするのには理由があり、すべてあなたが悪いというわけではありません。
むしろごく自然なことです。
この記事では人にイライラする理由と対処法についてまとめています。
人にイライラする理由

人にイライラするからって、自己嫌悪に陥ることはありません。
人にイライラする原因として、他人がしたあり得ない行動や言動が挙げられます。
自分が思っていることと違う言動や行動を他人が平然とすることで、イライラしてしまうのです。
職場で自分がこうした方がいいと思っていることと全く違うことを他人がしているとイライラしたり、
家で自分がこうしたいと思っていることを親から口を出されたり、そういった違いがイライラを生み出します。
そして、イライラが続くと相手のことを『嫌い』と思うようになります。
そうなると嫌いという気持ちが頭から離れなくなります。
さらにイライラし負のループにつながってしまいます。
あなたが好きなひとに対しては、少しくらい悪いところがあっても許せたり、いいことが多く見えるものです。
その反面、あなたが嫌いなひとに対しては、いい部分はさえも悪くとらえてしまったり、悪いところばかりが目につきます。
わかりやすい例だと、新婚のカップルがそうです。最初はお互いのダメなところも許せたけれど、時間が経つにつれ悪いところばかり目についてしまう…とかありますよね。
そして問題なのはあなたが出している「イライラする」『嫌い』という雰囲気や話し方は相手にバッチリ伝わってしまうということです。
雰囲気を察した相手はあなたへの態度がよそよそしくなったり、あなたと距離を置いたりします。
では具体的に人にイライラしたときの対処法にはどういったことがあるかを解説していきます。
人にイライラしたときの対処法
ここでは人にイライラしたときの対処法を書いています。
ストレスを減らし、今の生活をよりよくするために対処法を実践してみて下さい。
人にイライラする理由を紙に書き出してみる
例えばカップルの話だと最初は許せたことが今は許せないとします。
昔は好きだったのに、なぜ許せなくなるのでしょうか?
実は相手の全部が嫌いなわけではなく、根本になにか原因があり、その原因が嫌いの拍車をかけている可能性があります。
頭で考えると嫌いな気持ちがループしてなかなか解決しません。
そんな時は紙に書き出すことがオススメです。
紙にイライラする理由を書いて、それに続けて『なんで?』を考えてみましょう。
→なんで?
夫は残業が多く、帰宅後もすぐに寝てしまう
→なんで?
新しいプロジェクトのリーダーを任されたようだ
と言ったように、許せない部分が少しずつ細分化していきます。
このように考えていくと、自分の気持ちを客観視できたり、違う視点で物事をとらえられるようになります。
理由がわからなくても自分の気持ちをただ書き出すだけでもスッキリするといった人もいます。
相手を変えようとしない
人にイライラするからと言って、言葉や力づくで変えようとするのはほとんど効果はないでしょう。
人を変えるということは簡単なことではなく、相手が変わろうという気にならなければ変わることはできません。
手っ取り早いのは、相手が変わるのを待つのではなく自分が変わることです。
あなたが我慢しろとかではなく、イライラする人のことは気にせずあなたはあなたのやるべきことに集中しましょう。
あなたの貴重な時間を嫌いな人のために使うのはもったいないです。
どうしても一緒にいることが耐えられないときは距離をとったり、一緒にいる時間を減らしましょう。
イライラする相手との連絡を減らす、最小限の会話にするといったように、時には物理的な距離をとるのも大事です。
朝日光を浴びる
日光を浴びるとセロトニンというホルモンが分泌され、体調を整えることができます。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、ラジオ体操や散歩のようなリズミカルな運動でも分泌されます。
逆にセロトニンが減少すると、イライラしたり、ネガティブな感情を生み出します。
朝に日光を浴びながらの散歩や、天気が悪くてもラジオ体操を行ったりすると良いでしょう。
ストレスや朝散歩について精神科医が書かれているおすすめ書籍↓
休息をしっかりとる
多忙で睡眠がとれないと判断力が鈍ります。
判断力が鈍ると効率も下がり、物事がうまくいかずさらにイライラします。
休日に仕事をするのを少し休んで、のんびり趣味をしたり、ただ映画を観たり美味しいご飯を食べましょう。
何かするのではなく、何もしないことが体も脳も休ませる最高の休息となります。
普通を意識する
相手へのイライラするという雰囲気は自然と伝わってしまいます。
これは悪循環でしかないので、この人のことは嫌いじゃなくて『普通』だ、と考えてみましょう。
好きか普通かで判断すると気持ちは楽になります。
相手もあなたが普通に接してくれることで普通の対応ができるのです。
相手に期待しすぎない
職場や家族に対して、自分が思った通りにしてくれないことでイライラしていませんか?
あなたができることや期待していることが、相手にとっては難しい場合があります。
そういったときに『どうしてできない?』『なんでやらない?』といった気持ちがストレスにつながります。
これに思い当たる人は期待しすぎはしない方がいいでしょう。
自分は理解できていても、相手は理解できていないためにできないこともあります。
そういった部分を相手に聞いてみるのもいいでしょう。
悪口を言わない
人の悪口を言うことで、自分が無意識のうちに『相手を嫌いだ』という気持ちが植え付けられていきます。
憎しみ、妬みといった負の感情は気付かないうちにどんどんたまっていきます。
悪口はストレス発散になっていると思いきや真逆であり、悪口を言うこと自体では何の解決にもならないのです。もし言うのであれば、悪口ではなく良いところを考えてみましょう。
職場のあの人、いつも喋ってばっかり…だけど雰囲気を和まそうとしてくれているのかな?といった具合ですね。
それでも溜め込み過ぎは良くないので、あなたの話を否定せず聞いてくれる人や、信頼できる人に今日あったことや悩みを話し、その話はそれで終わりにしょう。
イライラしていることに気づく
無意識にイライラしているとき、『あ、今自分はイライラしている』と気づくことができると、冷静に対処できるようになります。
自分のイライラしているという反応に対しての反応について書かれているおすすめの書籍もあります。
まとめ:それでも人にイライラするのがおさまらない

イライラの度合いが過ぎると、日常生活上に支障が出たり、メンタル疾患、対人関係トラブルにもつながります。
上記の対応策を行っても状況が良くならない、限界だという人は職場であれば異動や転職をするだとか、カップルであれば距離を置いたり別れることも考えてみてはどうでしょうか。
苦痛な状況は自分にとってもマイナスであり、その時間は二度と帰ってきませんからね。
ひとの大半は嫌いな人がいることを頭に入れ、自分で可能な限り改善できるように努めていきましょう。
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