この記事では書籍『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』を個人的に解釈した内容をまとめています。
忙しい毎日は、時間にゆとりがなくなり焦りや慌ただしさを感じます。
そんな感情が続くと心が疲れ、すべてを投げ出したくなります。
皆さんは次に書かれているような状況ではないですか?
・自分のやりたいことがわからない
・毎日がモヤモヤし、ネガティブな思考ばかりしてしまう
・やることが多いのに充実感がない、落ち着かない
・忙しく生活が乱れている
書く瞑想を続けることで自分と感情を切り離し、自分を客観的に見れるようになります。
すると今まで気づかなかった自分に気づくことができます。
自分の価値観、つまり心の底から大切にしていることがわかり、自分自身と向き合うことができます。
やりたいことを我慢していませんか?
しょうがないから、どうにもならないからと諦めていることはないですか?
・自分が心からやりたいことがわかる
・生活がシンプルになる
・やりたいことに集中するので充足感が生まれる
・生活のリズムが整う
書く瞑想は3つの行程に分けられています。
- 書く瞑想
- 書く片づけ
- 書く習慣化
この記事では本の内容について簡単に要約しています。
ジャーナリングとは?

ジャーナリングとは、頭に思い浮かんだことを一定時間で書いていく方法です。
頭で考え事をするよりも、字として書きだすと自分の考えていることが見えやすくなります。
心を乱していることを書いていくと自分と心が切り離れます。そうすることで客観的に自分の考えが見えるので、『自分ってこんなこと考えているんだ』と自分の奥底にある思いに気づくことができます。
自分に気づくと物事を冷静にとらえることができたり、解決策が生まれやすくなります。
パソコンで打ち込むのもいいですが、ペンなどで実際に手を動かして行うことを勧めている書籍が多いです。
書く瞑想はこのジャーナリングの効果を得つつ、自分の価値観を知ることができます。
そして価値観を知るだけではなく、知ったうえでどう行動していくかまで考えることができるようになります。
書く瞑想の3つの行程

自分の感情や価値観に気づき、整った生活や行動をしていくために、3つの行程があります。
この工程を本書では「感情ジャーナリング」と言っています。
感情ジャーナリングは、日々短期的に行う「書く瞑想」、月ごとに行う「書く片付け」、長期的に行う「書く習慣化」の3つです。
その役割として。
- 自己回復
- 自己管理
- 自己開発
があります。
書く瞑想
書く瞑想は1日15分あれば行えます。
紙を準備し、自分の感情や気分を下げた出来事と、自分の感情を上げた出来事を書いていきます。
自分の感情を下げた行動を書き出すと、不安や心配事、自己嫌悪などの負の感情が軽減されます。
逆に、自分の感情を上げた行動を書き出すと、達成感、つながり、温かさなどを感じ、心が満たされた状態になります。
書く片付け
書く片付けは月1回行います。
書く瞑想で書いた内容を見直すことで、自分の感情のクセが見えてきます。
そこから自分の価値観を洗い出します。
価値観を洗い出すと、自分が本当に望んでいること、心の底で深く望んでいることがわかるようになります。
自分が心の底で望んでいることを増やし、不要なことや行動を減らしていくことであなたの生活や人生をよりよいものになっていくはずです。
書く習慣化
書く習慣化は3か月に1回行います。
ここで大切なのは、書く瞑想と書く片付けでわかったことや行動に対し反省するでけでなく、次の行動に生かしていくことです。
多くに人は反省で終わってしまい次につながりません。
また人は年齢やその時々で感情や生活が変わります。
反省→行動→反省→行動→…と日々継続していくことで生活の整いにつながっていきます。
書く瞑想と書く片付けを見直し、3ヶ月で良かったことや達成感のあったことと、反省点を書いていきます。
そして次の3か月の行動を書いていきます。
これを継続していくことで習慣化へとつながっていきます。
おわりに

これらの行程をすべて行うとなるとある程度時間が必要になってきますが、これらはあなたの状況によって行う工程を変えることができます。
「日々の悩みやモヤモヤを吐き出したい!」というのであれば、書く瞑想を行い心配や不安の軽減につなげられます。
「自分はこれでいいのか、周囲に流されていないか、自分が心からやりたいことって何だろう」というのであれば、書く片付けまで行い自分の価値観を知ることができます。
「整った生活を定着させたい」というのであれば書く習慣化まで行うとよいでしょう。
紙とペンさえあれば簡単に始められますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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